『時形時景』展を体験してくださった皆様、関係者の皆様本当にありがとうございました。
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入室して左側、半紙にクレヨンで描かれた絵二点と針金が私の作品です。
部屋に立ち、部屋を凝視します。
凝視とともにクレヨンを握っている私の行為の痕跡が半紙に残ります。
その痕跡をさらに凝視し、行為が続いていきます。
そうして描かれた絵を展示させていただきました。
現場の凝視は私にとってとても大切です。
現場に愛情を持って向かい合うこと。
向かい合う時間を大切にすること。
それは私にとって作品制作を超えて、人生の営みそのものです。
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