anoxia lounge種を蒔くvol.10
「 六番目の感覚」滝波日香理
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1/12(土)13:00開場/13:30開演
会場:上池袋anoxia
出演:滝波日香理
企画:加藤裕士(anoxia)、田口賢治
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今回の「一本の酒」は「甘酒」
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私たちは感覚がもたらす情報をもとに、 自分の世界を形作っています。視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚を、 私たちは「五感」と呼んでいますが、実はそれに加えて、 もうひとつ、私たちは六番目の感覚を持っています。 それは何かというと「筋感覚」と呼ばれるものです。
五感が自分の外側の情報をもたらすセンサーであるのに対して、 筋感覚は自分の内側で起きている情報をもたらすセンサーです。 これは特別なものではなく、 誰もが当たり前に持っている能力ですが、 感覚として認識されることが少ないようです。どんな感覚も、 研ぎ澄ませることで世界の見え方が変わりますが、 筋感覚は磨いていくと、心と体の気づきが増してゆきます。
見る、聞く、嗅ぐ、味わう、触る、そして動く。 トークでは感覚をめぐる色んなことを思いつくまま語りながら、 参加者のみなさんと実験をしたりして遊んでみたいと思います。 さて、どんな世界が開けるでしょうか。
「一本の酒」は、お正月なので甘酒にしてみました。
1月のanoxiaは結構寒いと思うので、 十分暖かい服装でお越しください。
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滝波日香理 プロフィール
アレクサンダー・テクニーク教師。 体力のなさや慢性的な頭痛に悩まされていたことをきっかけに「 アレクサンダー・テクニーク」というボディワークに出会い、 会社勤めをしながら7年かけて資格を取得。「できないこと」 が体の使い方ひとつで「できること」に変わるという経験を重ね、 自己イメージが大きく変わりました。週末を中心に月1〜 2回ワークショップを開いています。
※アレクサンダー・テクニークとは
心身の無意識の習慣に気づきを向けて、 その瞬間に適した反応が選択できるようにトレーニングする、 動きの再教育メソッドです。F.M.アレクサンダー(1869〜 1955)はオーストラリア・タスマニア島生まれの舞台俳優。 本番中に声が出なくなるという困難に直面し、 その原因が無意識に起こる動きのクセであることを発見。 その望ましくない反応をやめる方法を探究したのがテクニークの始 まりです。何かがうまくいかないときに、 努力を付け加えるのではなく「やりすぎていることをやめる」 という引き算の発想です。 欧米では俳優や音楽家の基礎レッスンとして普及しているほか、 医療の分野では腰痛に対する効果が認められています。
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